教育・保育目標
すこやかに のびやかに しなやかに
すこやかに・・・
健康な身体と心を持つ子に
体が丈夫で健康なことは、生きるうえでの土台です。
そのために、戸外を中心に存分に体を動かして遊ぶこと、しっかりと食事を摂ること、ぐっすりと眠ることができるようにしていきます。
安心して自分が表出できることは『自分はここにいていい』と思える第一歩です。
そのために、子どもが表出する泣いて、怒って、笑って、という素直な感情を丁寧に受け止めていきます。
のびやかに・・・
自分で考え、意欲的に遊ぶ子に
興味を持って自分がしたいことに取り組むときには、誰でも『自分の思い(考え)』があります。その思いが実現できれば『達成感』や『満足感』を感じることができます。
そしてその思いは次の意欲につながります。うまくいかなかったり、もっとという思いが生まれたりすると試行錯誤も始まります。
このような中で考えるための言語が育まれます。体の動きや手指機能を高めていきます。
そのために、子どもが興味を持てるような環境を整え、したい活動(遊び)に、のびのびと取り組めるように援助していきます。
しなやかに・・・
明るく思いやりのある子に
自分の思うようにいかなかったり、友達と思いがぶつかったりして気持ちがうまく調整できないと、『挫折感』や『悶々とした思い』が残り心が折れてしまいます。
自我の芽生えであったり、自分の中に大事にする基準やルールができたりするという発達の過程で起きることだと思います。
そのような思いをそのままにしておくことは『自分には出来ない』『自分はダメな子』と言った自己否定や、他の人に対する不信感を抱くことにつながります。
気持ちの受け止めや励ましと言った個に合った援助によって、小さな『できた』を積み重ねたり、『〇〇だけれども…』という自励心や自制心を丁寧に育むことによって、自己信頼感を培っていきます。
これらは、それぞれ単独で取り上げて育むのではなく、相互に影響しあいながら子ども自身に 芽生えていくものです。
それを踏まえて一人一人の発達に寄り添い、互いが響きあえるようなクラス運営をしていきます。